代表ブログ「アメリカ横断紀行⑽ カールスバッド洞窟群」
ニューメキシコ州にあるカールスバッド洞窟群は世界遺産に登録されています。
2億年前に海底に堆積したサンゴ礁が、数百万年前に隆起し、雨水に侵食されて巨大の鍾乳洞が造られた洞窟群です。
地上よりエレベーターで100mほど下りたところにあり、洞窟内では定められたトレイルを歩きました。
洞窟内は思ったより寒くなく13度程度でした。
ところどころにスポットライトが当たっており、大小さまざまな鍾乳石が多彩な表情を見せており、静粛で荘厳な空間でした。
洞窟内では外部からの菌の侵入を排除するよう徹底しており、この洞窟に入る際に、持ち物の厳しいチェックがありました。
ところが数日後のテレビで、誰かがスナック菓子の袋をこの洞窟内に落としていったことから、管理者が総出で清掃をしている様子がニュースで流れていました。
日にちからいって私たちのグループではなかったので、安心しました。
聞くところによりますと、電球の光、特にLED電球が洞窟の環境に良くないとのことです。
日本では確か秋吉台の洞窟で、鍾乳石が色変わりしてきたとの記事を読んだことがあります。
日本においてもこのくらい維持管理が必要なのではと思いました。