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養生訓

 先日ある雑誌を見ていて、養生訓の一部の説明がありました。『養生訓』といえばあの有名な

貝原益軒とすぐに名前が浮かびますが、内容については、全く知りませんでした。

 興味を覚えてアマゾンで購入し、読んでみました。現代語訳にしていますので、難しい内容では

ありませんでした。

 貝原益軒は、83歳でこの書を著わし、84歳で亡くなったのですが、本人の言葉によると、

眼鏡をかけなくても小さい字も読めるし、歯は一本もかけていない、ということです。

 本人の弁ですから、これは確かなことなのでしょう。これは一読しなければと思い、

読んでしまいました。

 書いていることは、なるほどもっともだ、というものが多かったのですが、固執しすぎの

きらいもありました。

 たとえば、「食後は横にならないこと、300歩ほど歩くのが良い」とか、「遅く寝て早く起きる」や、

寝るときの姿勢についても「必ず脇を下にして側臥の姿勢で寝ないといけない。仰向けに寝ると

気がふさがってうなされることがある。胸の上に手を置いてはいけない」などです。

 本の内容は、総論から始まり、飲食編、五感編、慎病編、用薬編、養老編となっています。

基本は、慎むこと、体を休めすぎず、よく動かすことが根底になっています。

 現代においても十分役に立つことも多い内容ですので、吟味しつつ心がけると良いと、

感じた次第です。

養生訓養生訓

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