skip to Main Content

横浜・神奈川で税務・相続・贈与・譲渡・会社設立の

ご相談は、ベイヒルズ税理士法人へ。

FP通信12月号「年末ジャンボ宝」

年末ジャンボ宝くじ

「買わないという選択肢はないやろ」TVCMでは芸能人がこのように叫んでいる年末ジャンボ宝くじですが、普段は買わない方でも年末だけは毎年買っているという方も多いのではないでしょうか。この年末ジャンボ宝くじですが、いったいどのくらいの確率で当たるのでしょうか。公式サイトによると、4億6千万枚売り出して1等は23本ですので、当選確率は0.000005%になります。前後賞も含めて1億円以上当たる確率は、0.000030%です。

毎年楽しみに夢を買っているなんて言っていますが、当たる可能性はかなり低いのがわかります。

販売総額は1,380億円(300円×4億6千万枚)で、当選総額は687億円です。つまり還元率は49.7%なので、かなり効率が悪いのがわかります。還元されてない部分は、公共事業や社会貢献事業などの財源になっているので、貧者の税金と言われたりもします。それは、もともと所得が低い人ほど宝くじを多く購入する傾向があり、所得が低い人は住民税や所得税を納めていないか低い負担にとどまっていることが多いが、宝くじを通じて購入額の4割程度を国や地方自治体に収めていることになってしまうからです。

参考までに、他のギャンブルの還元率は下の表の通りです。(比較の為の提示であり、決してこれらを推奨する目的ではありません。)宝くじは当選金額が大きいので当たった時のインパクトはありますが、還元率はよくないのがわかると思います。

買わないと当たらないのが宝くじですので、10億円当たったらと夢を見ながら年末を過ごすのもいいでしょう。ただ、将来のマネープランを考えるにあたっては、効率の良い方法を選択する方がよいのではないかと思います。

今年の正月休みは長めにとれる方も多いと思いますので、将来のライフプランやマネープランを考えてみてはいかがでしょうか?

PDFはここからダウンロード

Back To Top