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資産活用通信2020年3月号「ESGとSDGsが世界金融を変える?」

ESGとSDGsが世界金融を変える?

なぜ今、環境問題が

●最近よく目にするけれど
新聞等でよく目にするようになった「ESG」と「SDGs」。地球温暖問題だと思っていたら、最近は金融や経営、投資の話題や記事も多くなり、いったい今何が起こっているのでしょうか?

<最近の日経新聞記事では>
◉2020金融新潮流:ESG対応待ったなし
◉野村ESG事業拡大:米社買収発表
◉ESG投資とSDGs指針:高まる企業の投資役割
◉中小企業もSDGs経営を:九州経産局導入支援

●金融庁の金融行政指針にも!

昨年、老後資金2,000万円問題で世間を騒がせた金融庁ですが、令和初となった「金融行政指針」でSDGsの取り組みも明言。その前年には「金融行政とSDGs」と題したレポートで積極的に取り組む方針を公表しています。

●投資家指針にも「ESG」明記!

昨年12月、金融庁は機関投資家の行動指針(スチュワードシップ・コード)を2020年春に改定し、ESG重視を打ち出すことを発表しました。

<スチュワードシップ・コードとは>
保険会社や信託銀行、年金基金、資産運用会社などの機関投資家が守るべき行動規範。英国はリーマン・ショックの反省として機関投資家への監視が不十分だったとの指摘から2010年に制定。日本は14年に策定された。

●そもそも「ESG」「SDGs」って?

根源が同じであるものの、視点が異なるため、その違いを知っておく必要があります。

ESGが金融・企業を救う

●世界の運用資産の3分の1
ESG投資は欧米を中心に広く浸透し、投資残高も年々拡大。2018年には約3,400兆円と16年から34%増加し、世界の総投資額の3分の1超に成長。日本は全体の7%に過ぎませんが、ここ2年の伸び率が4倍と急拡大。

●世界最大の公的年金基金が!
ESG投資を大々的に採用したことで話題を呼んだのは、日本の公的年金の運用を行う「年金積立金管理運用独立行政法人」通称GPIF。

<公的年金でESG投資>
世界最大規模の年金基金:GPIFは、2017年にESGを重視した株式インデックスを3本採用して運用を開始。運用額は当初1.5兆円だったが18年度末で3.5兆円に増加。

米最大の公的年金カルパース(カリフォルニア州職員退職年金)は全ての投資判断にESGを採用。

●日本企業に何が起きた?
この1月、環境分野の情報開示や取り組みで企業を評価する国際NGOの「環境格付け」の公表で番狂わせが。対象の全世界企業8,400社で最上位Aランクに日本企業が昨年の倍近い38社入り、企業数で米国を抜き世界首位に。「日本企業に何が起きたのか」との声も。

<背景にESG投資拡大>
この格付けが重みを持つのは条件が厳しいだけでなく、世界の525の機関投資家が賛同していること。高評価を得られないと投資家から資金を集められなくなる。対象企業の時価総額は全世界総額の5割以上とか。

温暖化対策は巨額な資金が必要ですが、世界的低金利で行き場を失った投資マネーにとっては高リターンを得るチャンスとも。リターンを犠牲にすると言われたESG投資は今や主流の投資手法になりつつあります。

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