今年も今日で一年が終わります。振り返ってみると、一年というのは早く過ぎ去る

ものです。

　ところで昨日のテレビで、戦力外を告げられたプロ野球の選手を取り上げた番組を

見ました。３人の選手を取り上げて、戦力外を告げられてから、１２球団のトライアウト

を受け、その後の人生を決断するまでの実際のドラマでした。

　３人ともトライアウトに参加したものの、プロ野球の球団からは声がかかりませんでした。

プロ野球に飛び込んだ時は、夢溢れ、希望に満ちた人生を送れるものだと思っていたこと

でしょう。

　３人ともデビューは華やかでした。ですが活躍は、ほんの一瞬でした。プロで活躍できる

選手は、本当に一握りだということがよくわかりました。

　本人もショックだったことはよくわかりますが、それよりも何より、奥さんが、一生懸命

夫を元気づけようとしていることが、けなげでした。

　一人はノンプロ野球チームから、一人は独立リーグから声がかかり、再出発することを

決心しました。後の一人は野球をきっぱりと辞め、別の人生を歩むことを決めました。

　彼らは力不足だったのか、必死で生き残ろうとする努力が足りなかったのか、あるいは

ケガなどで不運だったのか、私にはよくわかりません。

　ですが、プロ野球で挫折したことが、次の人生で生き残り、立派に成長し、さらには

成功することに繋がる要因にもなると思います。

　なんといってもまだ２０歳代ですから、可能性は無限です。これからの活躍を期待する

ばかりです。人間チャレンジをしない限り、道は開けないものだと思います。

　
大晦日大晦日