先日、県内西部の都市にて、相続セミナーの講師に招かれました。

もっとも、セミナーのメイン講師は、事務所の資産税専門家が担当し、

私は最初の挨拶代りを担っただけでした。

　場所は箱根湯本の富士屋ホテルという一流の場所で、不動産業界の

新年会を兼ねての研修という位置づけでした。

　やはり相続税改正が、今年の１月１日から施行となりましたので、

業界も含めて注目度の高いテーマでした。

　その週は、他にも今度は私がセミナー講師を担当して、相続税改正セミナーを

経営コンサルタントの研修会で話してきました。これも新年会を兼ねてのものでした。

　本当に相続税改正は、新聞や雑誌などを見ても花盛りです。ですが、改正だけに的を絞れば、

当然のことですが、内容は全く同じです。

　また、対策もどこも同じようなものです。主催が建設会社なら建物を建てましょう、というもの

になりますし、保険会社なら保険に入りましょう、というものになります。

　本当にお客さんのためになるものを提案しているかどうかは、慎重に判断しなければなりません。

税理士としても、呼ばれる立場はありますが、立ち位置を崩さないようにしなければならないところです。