代表ブログ「セブン・イレブン」
セブン・イレブンを保有するセブン&ホールディングが、祖業のスーパー、イトーヨーカドーを含む約30社を、アメリカ投資ファンドに売却したことの発表がありました。
カナダのコンビニ大手からセブン&ホールディング自身、買収提案を受けた際に、もともと業績不振のイトーヨーカドーが足かせになった経緯があり、何とか切り抜けたものの、今後の防衛策として決断したもののようでした。
売却した30社の中には、東北を地盤とするスーパーのヨークベニマルや、赤ちゃん本舗、雑貨のロフト、ファミレスのデニーズなどそうそうたる会社が含まれています。
一部の株は保有し、一定の協業関係は保有するとは言うものの、単なる株主の位置づけに留まるもののようです。
今後はコンビニのセブン・イレブンの経営に専念して成長を目指すということですが、果たして今後将来を見たところ、コンビニが永遠に存続し続けるかどうかは、わかりません。
リスクヘッジをすることや、大きな柱を持つことで安定性を保持することも必要なのではと思われます。
現にコンビニは競合もあり成長が鈍化しており、先行きの需要力が見えづらいのではないでしょうか。
今後の成り行きを見ていたいところです。