代表ブログ「小説」
私は子供のころから小説が大好きでして、ずっと今まで読んできました。
この原点は、幼児のころ母親が『日本昔ばなし』を、寝るときに毎日毎日読んでくれたことだと思います。
その後、小学3年生頃に学校の図書館で江戸川乱歩の『怪人二十面相』に出会ったのが病みつきになりました。
読んでいて怖くなるほどでしたが、乱歩の小説を読みまくりました。
それからです、毎日学校の図書館に行って本を読みまくり、土曜日になると必ず本を3~4冊借りて月曜日に返すという小学生でした。
また家には文学全集がいくつもありました。今にして思うと父親が学校の先生でしたが、文学者でおそらく芥川賞を狙っていてと思うのですが、本の山でした。
その中で読書熱に飢えていたのでしょう、家にあった昔の小説を読みだしました。
ところが、昔の本ですから、旧字体です。
例えば文を読んでいる途中、急に「金輪際」という言葉が出てきたり、「閑話休題」とか「兎に角」などが出てくるのです。
最初は何のことかさっぱりわからなかったのですが、そのうち何冊も読んでいるうちにいつの間にか読み方が分かってきたのです。
そうなると占めたもので、ますます読書熱に拍車がかかるということになってしまいました。
それが現在まで続いています。いってみれば私は活字中毒なのかもしれません。
本がなければ生きていけないとは、なんということでしょうか。

