全国お盆休みが終わり、暑い夏に一区切りがついたのではないでしょうか。

私は四国は愛媛の実家に帰ってまいりました。

　愛媛に帰ると、なぜかホッとします。生まれ育った田舎の空気や水がそうさせるのかと

思ったのですが、決定的な違いに気づきました。

　それは、田舎では家の周りの畑や田んぼ、海や山が風景なのです。自然の中に家がある、

ということです。

　それに対し都会では、家の周りに風景がないのです。家の小さな庭を跨ぐと、隣の家に

ぶち当たるのです。自分の家しか生活の場がないのです。

　なんで今更、ということですが、人間は自然との触れ合いの場がないと、心の潤いが

保てないのではと感じられたのです。

　人はよく海や山の別荘にあこがれる、ということは、本人が気づいているかどうかは

わかりませんが、根底にそうした気持ちがあるのではと思います。

　都会に住みついている人たちは、何らかの形で自然に触れ合う機会を作っておくことが

大切なのでは、という気がしてなりません。

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